商品棚で目を奪うエロゲって何が違うの?背表紙デザインを考察してみた

管理人はよくアキバのエロゲショップに行きます。
中古をよく買うのでトレーダー、ソフマップ、駿河屋をよく回るんですが、商品を見ていてふと思いました。

パッケージの背表紙の見やすい見にくいってどういう条件なんだろう?

購入する際に棚に並んでいる商品を見るんですが、パッと視界に入る商品となかなか視界に入らない商品があるなと思ったんですよね。
ザッピング的に商品を眺めていく中でその違いってなんだろうと。

新作は平台に置かれていたり、準新作でも面陳されていることの方が多いから表紙を見る率が高いと思います。

しかしながら、旧作になると新品でも棚指しになるのでどんなに表のデザインが良くても気づかれにくいんですよね。

表紙と比べて背表紙は優先順位低いと思いますが、実はめちゃくちゃ見られてるデザイン箇所じゃないかなって思うんです。

というわけで、どんなデザインがあるのかなということをチェックしてみました。

まずは情報配置。
一番ベーシックなスタイルだと、最上部にブランドロゴ、上部にタイトルロゴ、下部にキャラクターイラスト、最下部にソフ倫のR18マークと対応OS、値段表記。

このスタイルで背表紙を作っている所が非常に多いですね。
ブランドロゴ、タイトルロゴ、キャラクターイラストがしっかり主張しているタイプです。

タイトルもすごく大事なんですが、やっぱりキャラクターが見えるっていうのが大事なんですよね。
どういうイラストの作品なのかっていうのは購入する上で非常に重要な要素だと思っています。
管理人はタイトル見て好きそうなジャンルの作品だったらまず目を止めて、イラスト見て良さげだったら手にとって見てみるって流れです。
最後に値段とブランドをチェックします笑

これの変形としてタイトルとキャラクターイラスト位置が逆になっているもの

キャラクターに被るようにロゴが入っているものがあります。

あとは、キャラクターイラストが入っておらず、ブランドロゴとタイトルロゴのみのもの。
ブランド名や作品が強く認知されているものや、ストーリーゲーがこれに当てはまるパターンが多いです。
アリスソフト、Key、Fateシリーズ、ダ・カーポシリーズとかがそうですね。



やはり、キャラクターを見せなくても売れる自信があるブランドや作品ばかりですね。
縮小傾向にあるエロゲ市場でこの選択をするブランドさんはすごいと思います。

作品自体が有名なものはタイトルロゴを大きく、ブランドが有名な場合はブランドロゴがわかりやすく。
そうじゃない場合やイラストレーター推しの場合はキャラクターを主張する。
こんな感じのものが多いんじゃないでしょうか。
その中でロゴは小さく、キャラクターイラストも置かないアリスソフトが異質ですね。
さすが西のアリス。

情報配置についてはこんなもんでしょうか。
続いて、色合い。
色合いはパッと見た時にわかりやすい情報ですよね。

んじゃ、色が一番最初の情報なのかな?とふと疑問に思い、チャッピーに聞いてみました。
そうすると以下のような返答が。

視覚で最初に知覚されやすい情報は『コントラスト(明暗差)>動き>色』だというのが現代の視覚認知科学のスタンダード。
脳の初期視覚処理は2つの経路があって、

マグノセルラー経路 明暗・動き・粗い形を高速処理
パルボセルラー経路 低速だが色彩・細部情報を高精度に処理する

があって、動きや明暗差は「速く」処理されて、「色」はその後。

んで、棚の商品を見る行為は視覚心理学で「visual search task」と呼ばれているものに近く、前注意的特徴と呼ばれる意識的に探さなくても瞬時に検出される属性というものが重要。

トリーズマンとゲラードによって1980年代初頭に発表された人間の視覚的注意についての心理学的モデル「特徴統合理論」で、
“色・方向・サイズなどの単一特徴は注意を向けなくても並列に処理される”
とされており、この研究で赤い点の中から青い点を探した場合一瞬で見つかることがわかっていて、これは妨害刺激の数(赤い点の数)に影響されず、ターゲットが「ポッブアウト(自然と飛び出して見える)」するため、一瞬で見つかるという特徴探索 (Feature Search)という理屈。

さらに視線追跡研究では人は個々の商品より先に「色のブロック」を知覚するゲシュタルト心理学の群化(grouping)と呼ばれる行動が見られており、つまり視線はまず色のまとまりに引き寄せられる→ その後ブランドや文字を読むということ。

要約すると
棚を見るとき、最初に知覚されるのは“色の相対差と色ブロック”であり、色は確かに最初期の支配要素のひとつ
ということらしいです。

ふーん、勉強になるなぁ。

話をエロゲに戻すと、エロゲって大きく3種類ぐらいの色合いに分けられると思うんです。

・白系
・黒系
・ピンク系

大別するとこんな感じです。

それぞれ明確にジャンルも分かれていて、

白系はストーリーゲーやキャラゲーを中心にイチャラブエッチ系も入ってきます。

黒系は凌辱系、NTR系、催眠系を始めとした強姦に近い抜きゲー。

ピンク系は明るいキャラゲーやハーレムゲー等和姦中心の抜きゲー。女の子に襲われちゃう系もこっちです。

細かくわけていけば色々ありますが、大きくはこれで分けられるかなぁと思います。
キャラゲーやストーリーゲーを持っている人は白い背表紙が多めになっているんじゃないでしょうか。

管理人は抜きゲー派なので、黒系のパッケージに目を奪われがちです笑

あとは情報としてごちゃっとしてないかとか、イラストが大きいかとかで目に止まる確率が変わってくるのかなぁと思います。

例えばこの列だとシンプルかつコントラストの強い「白恋サクラ*グラム」に目がいくのではないでしょうか。
管理人はおっぱいに目がいったんですけどね。

この列だと「RUNE LOAD」がごちゃっと且つコントラストも低いので目が流れていきがちですね。

ごちゃっとしたデザインでもブランドとして統一されていれば、このブランドはこういうデザインだと脳に刻まれているので目に止まりやすいですね。
わかりやすいのがBISHOPですね。

はい、わかりやすい。

これはもうBISHOPカラーと言ってもいいんじゃないでしょうか。
ほぼBISHOP作品はこの色合いで統一されてます。
さすがBISHOP、素晴らしい統一力。

他だときゃべつそふとは白基調だったと思います。

同じ作品でもバージョン違い等がたくさんある場合はわざと色を変えてるブランドもありますね。
spriteがわかりやすいかも。
こんだけバージョンがあると買い時分からないですよね。

総括すると
・コントラストがはっきりしたデザイン
・情報が詰まり過ぎてない
・イラストが大きい

この辺りの要素があると目に止まりやすいのではないかなと思います。

これぐらいタイトルが主張してれば視線を独り占めできます笑

最後に各ブランドで比較してみましょう。
「ゆずソフト」

「アトリエかぐや」

「みるくふぁくとりー」

皆さんはパッケージを見る時どこを見てますか?
コメントで書いてもらえると嬉しいです!