【体験版感想】きら☆かの

レビュー

学校で人気者のあの子。
その子の推しは自分だった……！？

※AIイラストは一番最後です。

・萌木原ふみたけ先生のイラストが好きな方
・ギャルが好きな方
・いちゃらぶエッチが好きな方
・スクールカースト最上位の子といちゃいちゃしたい方

メーカー	あざらしそふと × Lump of Sugar
発売日	2024/8/30（金）
定価	DL通常版【8/30】：4,180円（税込） DL特典付【8/30】：5,500円（税込） PKG初回版【8/30】：4,180円（税込） PKG初回版【8/30】：8,580円（税込）
原画	萌木原ふみたけ
シナリオ	保桜

体験版点数（合計100点満点）
点数の基準についてはこちら

体験版ボリューム	7
Hシーンボリューム（体験版として）	0
イラスト	10
テキスト	5
システム	6
音楽	5
ボイス	6
ストーリー	7
Hシーンが抜けるか（体験版として）	0
総合	46

エロゲブランド『あざらしそふと』が10周年を記念して『Lump of Sugar』とのコラボを企画したそうです。
それが本作『きら☆かの』。
『Lump of Sugar』とのコラボは第二弾だそうで、第一弾は『SMEE』とのコラボだったようですね。
なかなかに豪華。
きっかけはあざらしそふとのスタッフが原画師である萌木原ふみたけ氏のイラストが好きだったようで、それでオファーをかけたようです。
詳しい話は本作のHPに対談が載ってるのでそちらをご覧ください。
萌木原ふみたけ氏と保桜氏の対談

あらすじはこちら

自称・クラスに一人はいるモブ気質の主人公・葉隠譲。

現実世界では目立たない彼だが、
ネットの世界では正体を隠しながら『譲羽ガクト』という名の
ヴァーチャルパフォーマーとして人気を博していた。

私生活ではモブ、ネットでは人気者といった毎日を過ごしていた彼だが……
ある日、少しの油断から学園内でも有名なクラスメイト・綺羅星月姫に
譲羽ガクトであることがバレてしまう。

正体をバラさない代わりの口止め料など、
今後は搾取され続ける人生になるだろうと絶望する譲。
しかし――

「おねがい! 私を弟子にしてください!」

――月姫の要求は、
彼の予想とはまったく違ったものだった。

コンフィグはシンプルな作りですね。

プレイを始めてみるとヒロインの綺羅星月姫が主人公に素性を問いかけるところから始まります。

ヒロインの月姫はルナと読むそうです。
どうやら月姫は主人公をバーチャルパフォーマーのガクトだと思っているようです。

しかもそれは事実だそうで、完全にしどろもどろな主人公。
その様子を見てさらに確信を深める月姫。

ガクトはかなり人気のパフォーマーだそうで、ライブをしたらヴァーチャル空間ですが御覧のとおり。
これはかなりの人気ぶりですねぇ。

ライブがひと段落したあとでスペチャ読みで投げ銭した人のコメントを読んでいく主人公。
そこには最近頻繁に投げ銭してくれてるKILALAからのコメントがありました。

配信を終えてひと段落する主人公。

バーチャルタレントなのにグリーンバックとはこれいかに？

翌日。
学校では昨夜の配信が話題になっているようです。
いまだと誰ですかね？〇とぷりとか？

そんな様子を眺めていると不意にクラスメートから声をかけられます。
声をかけてきた主は深海海月。
主人公の数少ない友達だそうです。

おぉん？
リア充か？リア充なのか？

海月は色んな配信者の配信を見るのが好きだそうで、よく夜更かしするそうです。
そんな会話をしていると、教室に陽キャが入ってきます。
月姫です。
月姫はクラスヒエラルキーの頂点にいるらしく、リア充の権化みたいな存在だそうです。

そんなリア充モンスター月姫が主人公と関わりがあるわけなく……と思ったら声かけられました。

なぜ声をかけられたのかと思ったら、月姫がそっと机に何かを置きます。
お菓子でした。
どうやら月姫がロケのお土産を主人公にも配ってくれたようです。
これは陽キャのパワーか。

昼休み。
月姫たち陽キャに机を占領されてて教室でご飯を食べれなかった主人公は屋上へ。
食事のついでにチャンネルスペシャルプランのお礼ボイスの収録も行おうと思い立った主人公。

順調にボイス収録していると、登録者の中にスペチャ投げもしていたKILALAの名前が。
スペチャに加えてスペシャルプランにも加入してくれたことに感謝しつつ、ボイスを収録していく主人公。

ボイスも録り切ったと思ったその時、ふと人の気配が。
そこにいたのは月姫でした。
先ほど机を占拠してしまったことに申し訳なさを感じてわざわざ追いかけてきてくれたようです。
しかし、主人公が収録していたボイスを聞いてガクトの名前が月姫の口から飛び出します。

テンパる主人公。
二の句を継げずにいると、天の助けのようにチャイムの音が。
これ幸いと逃げようとする主人公を強引に呼び止める月姫。
放課後にまた屋上に来て欲しいと主人公に伝えます。

そして冒頭に至る、と。

主人公がガクトだと分かり、大興奮する月姫。

でも、呼び出しをしたのはこれを確認するのが本当の目的じゃなかったようで。
月姫から主人公がガクトだと分かったうえで相談を受けます。

それは……

可愛いお願いだこと。

そしてここでコアファンのKILALAが月姫だということも判明します。
まぁ、わかってたけどね。

月姫はなぜ主人公に弟子入りしたいのか。
それは自分もバーチャルパフォーマーになりたいからという理由だそうです。

月姫は自分のモデル活動が”カッコいい”存在になっていることに違和感を感じていて、月姫のとしてはカワイイものを身にまといたいが顔立ちやスタイルからカッコいい方に割り振られることが多かったそうです。
それにフラストレーションが溜まりどうしようもなくなっていた時、バーチャルの存在を知ったそうです。
そこには自分の理想の姿を実現しているタレントたちがいて、自分もやってみたい！となったそうです。

その思いをすべて聞いた主人公は月姫にバーチャルパフォーマー、VPのノウハウを伝授することを了承します。

その日の夜。
主人公はAZUに月姫との出来事を話していました。
AZUはガクトのアバターとモデル制作を行った人物で、ガクトの産みの親みたいな存在のようです。

通話画面はガッツリ某ボイスチャットアプリと一緒ですね。

主人公はAZUに月姫のアバター制作を相談したかったみたいですね。
AZUはなかなかお高めなクリエイターらしいです。

翌日。
教室で月姫と遭遇すると、機材関連を調べてくれたかと矢継ぎ早に質問されます。
面食らう主人公。
同時に自分の身バレが怖くなり、月姫を連れて慌てて屋上へ。
屋上で月姫にクラスメートがいるところでそういう話は困るということを伝えると、機材のことぐらいじゃそんなことわからないでしょと反論をうけます。
さらに自意識過剰すぎやしないかとも。

なかなか刺さりますね……。

まぁ、でも、身バレをめちゃくちゃ気にしてるのであればそれぐらいシビアに捉えてもいいとは思いますけどね。

そんなこんなで互いにもっと知ろうということで親睦会と称してカフェに行くことに。

機材のことに話が及ぶと、月姫はおもむろに立ち上がり、主人公の隣へ。

うらやま……微笑ましいですね。

さらに月姫はすでにモデルの発注も済ませているそうで、なんとAZUに相談済だったそうです。
行動力の鬼ですね。

発注した際に見せたラフイラストを主人公に見せてくれる月姫。
なかなかカワイイイラストですね。

週末。
主人公は月姫と一緒に機材を買いにいくことに。
この日のために主人公はしっかり服を購入して臨みます。
……この主人公、陰キャではないよね。本物の陰キャは服を買いに行く服がないはず。

やっとの機材購入にテンションあがりまくってる月姫は主人公の手を引いて歩きだします。

買い物を済ませると、ちょっとお高めのお店で夕食をとる二人。
このお店は月姫の親戚が経営しているお店だそうです。

食事をとりながらなぜ主人公がVPになろうと思ったのかという話になり、主人公がぽつりぽつりとその理由を語りだします。
きっかけは月姫と一緒で理想の自分になりたかったそうです。

子どもの頃の主人公は明るくて物怖じしない今と正反対の性格だったそうです。
そんなある日、両親から芸能事務所のオーディションを受けてみないかと提案を受けます。
オーディションでは圧迫面接のような雰囲気だったそうで、別の子が審査員にいびられているのをいてもたってもいられずに主人公が庇おうとします。
しかし、大人たちは主人公のことをこれでもかと言葉で叩きまくり、主人公と同じグループで面接した子たちは全員不合格に。
それ以来、今のような場を乱さない大人しくしているような性格に変わっていったそうです。

それを聞いた月姫は涙を流しながら主人公の気持ちに寄り添います。
ほんまええ子や……。